
【日本肥満学会の警告】やせ願望に警鐘!パーソナルジムからも伝えたい“正しい身体づくり”とは?
トレーニング前にエナジードリンクを飲むと、集中力が高まり「やる気スイッチ」が入るという話、聞いたことがある人も多いはずです。
実際、エナジードリンクに含まれるカフェインには覚醒作用があり、運動パフォーマンスを一時的に向上させる効果が期待できます。
特に朝や仕事帰りのトレーニングなど、「気分が乗らないとき」の起爆剤として活用している人も少なくありません。
一方で、減量目的でトレーニングしている人にとって、エナジードリンクは必ずしも相性が良いとは言えません。
その理由のひとつが、糖分です。
市販の多くのエナジードリンクには、1本あたり20g以上の糖質が含まれているものもあり、これは脂肪燃焼の妨げになる可能性があります。
また、血糖値の急上昇→急降下により、トレーニング後に逆にエネルギー切れを感じやすくなることも。
加えて、カフェインの過剰摂取は代謝バランスや睡眠の質を乱す恐れもあり、結果的に痩せにくくなるリスクもあります。
もうひとつ見逃せないのが、依存のリスクです。
エナジードリンクを毎回トレーニング前に飲むようになると、「飲まないとやる気が出ない」「集中できない」といった状態になりがちです。
これは心理的な依存であり、結果的にパフォーマンスを“飲料頼り”にしてしまう悪循環に。
特に日常的にカフェイン摂取量が多い人は、耐性ができて効果を感じにくくなる→さらに多く飲むようになるというループに陥る可能性もあります。
スイッチを入れる手段としては効果的。でもおすすめはしません。
確かに、エナジードリンクは「あと一歩踏み出したいとき」に使うと効果的なこともあります。
特にハードな日や、気持ちが沈みがちなときに飲むと、一時的にパフォーマンスが上がるのも事実です。
ですが、減量中や健康的に体を変えたい人にとっては、リスクが多い飲み物でもあります。
糖質によるカロリー過多
カフェイン依存のリスク
睡眠や代謝への悪影響
こうした点を踏まえると、毎回の習慣としてエナジードリンクを使うのはおすすめできません。
たまに使う「ブースター」的な使い方に留め、基本はバランスの良い食事や十分な睡眠を軸に、トレーニングに取り組むのがベストです。
エナジードリンクは、確かにトレーニング前の“スイッチ”としては手軽で便利ですが、カフェインの過剰摂取や糖分による減量への悪影響、依存性のリスクもあるため、日常的に飲むのはおすすめできません。
どうしても集中力ややる気を高めたいときは、以下のような代替ドリンクがおすすめです。
ブラックコーヒー(無糖):覚醒効果あり、糖質ゼロで減量中も安心
BCAAやEAAドリンク:運動中の持久力・筋分解対策に◎
炭酸水:気分転換に最適、ノンカロリーでスッキリ感あり
目的や体調に合わせて、より持続可能な方法でパフォーマンスを高めていくことが大切です。
エナジードリンクは、トレーニング前の“スイッチ”として活用されることもありますが、カフェインの過剰摂取や糖分による悪影響、依存性などを考えると、日常的な使用はあまりおすすめできません。
集中力ややる気を高めたいときは、ブラックコーヒーやBCAAなど、体に負担の少ない代替ドリンクを選ぶのが安心です。
なお、当ジムでは専属の栄養士によるサポート体制を整えており、会員様一人ひとりのライフスタイルや目標に合わせた適切な栄養管理を行っています。
気になることがありましたら、お気軽に無料カウンセリングにてご相談ください。
あなたに合った無理のないアプローチをご提案させていただきます。